宝塚・手塚治虫記念館へ行く
2012年9月1日 晴れ夕立あり
HP↓
www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/index.html JRの関西1dayパスの期間が終わってしまうということで。夏休みをエンジョイしきっていない私は、遠くへと出かけて行きました。こんな半端な時期に何処行くっていうのだと選んだのがここ、
手塚治虫記念館です。ほー。
漫画界やアニメーションの部類では先駆けと言われ続けている偉大な先生です。言わなくても有名ですよね。
今までに手塚先生の作品で読んだものって全体の作品数からだと物凄く少ない。学校の教材での使用やビデオで見せられたこともあったけど、好みからで言ったら普通でした。
BJ以外は(笑)。
ちょうど、作品で続きが読めたらなあと思っていたのがあるので、足がそっちへ向いてしまったというかね。
宝塚市というのも、駅へ降りて観光するのは初めてです。
www.kanko-takarazuka.jp/course/index.html大概は、歌劇場が思い出されるんじゃないでしょうか。歌劇団ソングが私の中でずっと流れてたんですが。は し れ♪…って、そっちの歌劇団かよー、っと。
「花のみち」という道を通って向かいます。天気いいなあ。木陰もあるけど、傘が要る。
像が道中で色々と。これは右。
これは左に。「ベルサイユのばら」です。ほほほ。
華やかな通りでした。イメージって大事だ。うん。
3分ほどを歩いて、歌劇場は素通りした後にですね、見えてきました、記念館。劇場はまた今度ね。
駅から見つけ易いので助かりますね。何だあのてっぺん、レインボーな柄は。未来イメージ?
歩道を渡っていくと、像が出迎えてくれました。
おー、
火の鳥だ。やっぱ代表ですよね~。話知らんけど。
宇宙や時を越えて壮大なSFロマンを繰り広げる…まぁそんな話だったかと(何となくは知ってる)。生命の根本に深く関わる話なんでしょうかね。手塚先生の作品の根底にあるものです。ファンなら知ってて当然なのでしょう。
「~編」でたくさんありますから、何処から読むのさ…ってのもあります。
まあしかし、先生の作品はそれだけではないですから。
何か可愛らしい。
何故にレイとアスカが…ってのは、ひとまず置いといてですね。
入ると、人形が出迎えてくれたのです。
上も。
手塚先生は幼少を宝塚で過ごしたということで、戦時中でもあったに関わらず漫画を描いてたとか、虫好きのエピソードとか。
大変に恵まれた環境で育ったんだなぁと羨ましくもあり。日本を代表する一人者を生み出したこの宝塚に住んでみたいなと思うほど。
皆、手塚先生の作品では何が好きなのだろう。私はまずやはり
ブラックジャック。
何故と言われても解らないけれども。やっぱり、
キャラクターの個性かな。
漫画ってストーリー、世界観、キャラクターの3本柱だと思うのですが、キャラクターが立った作品て、作品全体数を見てみると、アトム、どろろとか三つ目とかレオ。リボンの騎士、メルモ…あと何かな。どれも目立ってよいのですけど、これが絶対好き! っていうキャラクターが私にはあんまり無い。単純な好みですけどね。可愛いとは思いますけどね。
BJは素敵です(笑)
BJって、主人公だけでなく脇役もいい。ピノコ、キリコ、恵さんも。だからじゃないかな。
生い立ちから順番に見て行くと、見つけたよBJ時代。
この作品が生まれた背景に、先生の苦心が窺えます。活動を続けていくなかで、作家や画家は浮き沈みして過ごすことと誰でもなると思いますが、先生だって例外じゃない、スランプの時だってあるでしょう。時代の波の狭間、と翻弄されることもありますが、自身への葛藤ですよね。ああ解る(涙)。
ちょうど、BJは先生ご自身の再帰、再起な時に生まれ描かれたものであったんだなぁと知り、だからこのような作品が出来たのだとも納得。出会えてよかった。そうしみじみと思う。
先生、グッジョブです☆b